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モンゴル遊牧生活

遊牧民男性と結婚した知り合い(日本人女性)を頼って 草原で1週間の遊牧民生活。
馬に乗った勇士に胸を膨らませ 『俺もああなるのか~』と思って行った。が、待っていた現実は 馬で家畜を追いまわす事ではなく草原に転がってる乾燥牛糞拾いだった、、、。

遊牧民にとって家畜=財産なんで 行き成り任されるわけも無いわけで でも『ウ○コ拾いって、、、』と思ったけど この木1本生えてない草原の真ん中で薪が簡単に手に入るわけはなく ガスが来ているわけでもなく 料理や暖を取る為の 火をおこすには 乾燥牛糞は無くてはならないモノで ここで生きていくには欠かせない仕事のひとつ。

今じゃ 草原でも 携帯は当たり前で ゲルにアンテナを付け衛星放送でテレビが見られ バイクで家畜を追う。そんな現金がなくてはならない近代化の波がこんな所にも
来ていて これからもっと変わっていくのだろうけど ある部分では いまだに この乾燥した自然の中で生きていく伝統的な知恵 今風に言うなら究極のエコが息づいている。  

3日もすると 牛糞をストーブにくべ火力を調整しながら 料理をすることに何の抵抗もなくなっていた。

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