blog /

最悪のバス移動

荒野のサービスエリア

モンゴルの首都ウランバートルから西に約1500km そこは同じモンゴルの西の端。

隣国カザフスタンから国境線によって切り離されたカザフ族の人々が住み 本国カザフスタンでは殆ど失われてしまった鷹匠(鷹や鷲を飼いならして小動物を狩る人々)文化を いまだに守りながら半遊半定住の伝統的生活をしている人達がいまだに残るバヤンウルギー県。 

こんな片田舎へ行く長距離バスに飛び乗った 
リクライニングさえしないバスは その後 続々と乗ってくる客を文字通り寿司詰め 通路まで人が寝てる状態で出発。

バスは 草原のど真ん中の同じ場所をみんなで強引に車で走ってたら『あれ~ なんか気付いたら 道らしいものが出来たよっ!』って感じの道を爆走。夜になり寝ようにも 車体は常に伝道歯ブラシの上を走っているかの様に揺れる。 
その上 2時間に1度はタイヤが窪みに填り その衝撃で体がフワッと中に浮いたかと思うと 次の瞬間 隣の人の頭やシートの角に 頭をぶつける。 だから 寝ようにも全然 気を許せず寝れない、、、。そんな苦行が48時間続き やっと到着。体中の間接がギシギシ言ってる、、。 

モンゴルの草原地帯からアルタイ山脈へ壮大な景色の移り変わりを堪能したい方、遊牧ではなく 現代のモンゴル人の実生活の一部を垣間見たい方にはお勧めですが そうでない方には地獄です。普通に飛行機も飛んでるんでそちらでどうぞ!

モンゴル遊牧生活

real-nomad

遊牧民男性と結婚した知り合い(日本人女性)を頼って 草原で1週間の遊牧民生活。
馬に乗った勇士に胸を膨らませ 『俺もああなるのか~』と思って行った。が、待っていた現実は 馬で家畜を追いまわす事ではなく草原に転がってる乾燥牛糞拾いだった、、、。

遊牧民にとって家畜=財産なんで 行き成り任されるわけも無いわけで でも『ウ○コ拾いって、、、』と思ったけど この木1本生えてない草原の真ん中で薪が簡単に手に入るわけはなく ガスが来ているわけでもなく 料理や暖を取る為の 火をおこすには 乾燥牛糞は無くてはならないモノで ここで生きていくには欠かせない仕事のひとつ。

今じゃ 草原でも 携帯は当たり前で ゲルにアンテナを付け衛星放送でテレビが見られ バイクで家畜を追う。そんな現金がなくてはならない近代化の波がこんな所にも
来ていて これからもっと変わっていくのだろうけど ある部分では いまだに この乾燥した自然の中で生きていく伝統的な知恵 今風に言うなら究極のエコが息づいている。  

3日もすると 牛糞をストーブにくべ火力を調整しながら 料理をすることに何の抵抗もなくなっていた。

シベリア

名称未設定-1

この旅の最初の場所。
ウラジオストクが これから始まる遠い家族に会うアフリカ迄の旅の第一歩。

の はずだった。

だが 実際の一歩目の街はいきなり希望に反し と言うか予定通りそこは白系ロシア人の街で そこに居る人々に何の感慨も感じることのできぬまま 旅は始まった。

そこで思ったのは これから体感して行く道は 確かに数万年前に祖先が通って来たものかもしれない。 だが そこで今 出会うことが出来るのは この数万年で人間に起きた歴史なのではないかという事だ。

これから何に出会えるかは分からないが この道の先には まだ僕の知らない事が 待ち構えている事は確かだ。

また この先 シリア情勢が回復すれば エジプトからアフリカに入るまで 海とはしばしの お別れ

出発

等々 明日(2013年5月10日)から 自分の祖先が辿ってきた道を遡る旅が始まる。

まずは横浜から夜行バスに乗り 鳥取県米子へ。 そして 境港港からフェリーで ロシア ウラジオストクへ!

次の旅

photo

4月後半から 自分の祖先が辿ってきた道をさかのぼり 遠い家族に会う旅がスタート!

 

自分のミトコンドリアの検査結果 からわかったルートは

シベリア → モンゴル → 中国 → シルクロード → 中東 → 北アフリカ (ゴールはだいたいエチオピア)

 

 

あなたのルートはここで調べられます!

 https://genographic.nationalgeographic.com/

感謝!

洋平さんに僕の新しいウェブサイトを作っていただきました。 ありがとうございました!

 

彼との関係: 親父の元同僚の息子さんと言うちょっと変わった繋がり。

元バーテンダーからのIT関連のサラリーマンへ。

そして今は脱サラし 神奈川県大磯町で奥さんと整体所開業中!

http://sakama-seitaisho.com/

 

このウェブサイトによって これからも興味深い人達と知り合い 関わっていけることを願ってます!

 

あと少し

パソコン

もうすぐ完成予定!